【2023最新】海外メタバースプロジェクト一覧

海外のメタバースプロジェクトを一覧で紹介・解説します。

oncyber:オンサイバー

自身の所有している(所有履歴のある)NFTアートを展示し、自分のギャラリースペースを開設することができるメタバースサービス。
oncyber – build your own world, experience with others.

oncyber公式サイトより
Roblox:ロブロックス

アメリカのRoblox社が2006年にリリースしたゲーミングプラットフォーム。2020年7月には月間アクティブユーザーが1億5,000万人を超え、オリジナルゲームを作るユーザーも200万人以上となっています。ユーザーが制作したゲームのタイトル数は5,000万本を超えており、ラルフローレン、Guuci、Nike、Vansなどのブランドもゲームを提供しています。ゲーム内通貨Robuxでアイテム、特殊能力などを購入でき、ゲーム開発者はゲーム内にRobuxの課金ポイントを設け収益化が可能です。

Roblox公式blogより
The Sandbox:ザ・サンドボックス

イーサリアムブロックチェーン上で運営されるNFTゲーム。LAND(ランド)と呼ばれるメタバース上の土地を提供しており、ユーザーはLAND上でプレイできるオリジナルゲームの作成、ゲームで使用するキャラクターやアイテムの作成を楽しむことができます。

The Sandbox公式サイトより
Decentraland:ディセントラランド

イーサリアムブロックチェーン上に構築されているメタバース。カリフォルニアを拠点とする非営利団体「Decentraland Foundation」によって開発されています。ユーザーはDecentraland内の施設を利用したり、ゲームをプレイすることができます。また、メタバース上の土地であるLANDを購入し、その上に自分の施設を作ることも可能。2015年リリース。

Decentraland公式サイトより
VRChat:ブイアールチャット

VR空間にアバターでログインし、多人数でコミュニケーションできる“ソーシャルVR”アプリ。ピーク時には30,000人超のユーザーがアクセスしています。ユーザーは「ワールド」と呼ばれるVR空間を作成でき、他のユーザーとの交流を楽しめます。ボイスチャットのほか、自分の身体の動きをアバターに反映させたボディーランゲージも可能。2017年リリース。

VRChat公式サイトより
Horizon Worlds:ホライゾンワールド

Meta(旧Facebook)が開発・運営しているメタバース。ユーザーが「World」と呼ばれる空間を作成しコミュニティを形成することができます。また、独自のミニゲームの作成・運営、イベントの開催、アート作品の販売などの活動も可能です。

meta公式サイトより
Shibaverse:シババース

芝犬コイン(SHIB)から派生したメタバースプロジェクト。記事執筆時点(2023年2月)では、Shibacityと呼ぶ海辺の街のみ散策可能となっています。(建物に入ろうとするとunder constructionのポップアップが出ます)

最終的にはNFTマーケットプレイス、GameFi、デジタル不動産などの機能を有するとされています。Cult DAOとも関係があるようで、Shibacityの犬のオブジェのすぐ脇にCult DAOのオフィスがあります。(2023年2月時点では立ち入り不可)

shibaverse
Shibaverse公式サイトより
Cryptovoxels:クリプトボクセル

イーサリアム上のメタバース。ユーザーはアバターを設定し、テキストチャットやボイスチャットで他ユーザーとのコミュニケーションを楽しめます。立方体(ボクセル)を積み上げて作る3D空間が特徴で、VRにも対応しています。イラスト、アイテムのほか、土地や建築物までNFT化して売買が可能。

cryptovoxels
cryptovoxels公式サイトより
EnjinCraft:エンジンクラフト

Mine craftのサーバーをEnjinブロックチェーンに統合し、Enjin上でMine craftをプレイできるようにしたもの。Mine craftのアイテムをNFT化し、NFTマーケットプレイス「EnjinX」で売買することも可能です。

enjincraft
Enjin公式youtubeチャンネル(@Enjin TV)より
Rec Room:レックルーム

シアトルのVRスタジオAgainst Gravityが開発したソーシャルVR。ドッジボール、テニス、サバイバルゲームなどマルチプレイを前提とたミニゲームが用意されています。そのほか、ストーリー性のあるクエストも公開されています。

ロビーでは、自分好みのアバターを使って、ボイスチャットなどでユーザー同士の交流が可能。

recroom
Rec Room公式サイトより
Mozilla Hubs

Mozilla社が開発したWebVRサービス。オンライン会議のVR版で、PC、スマートフォン、VRヘッドセットを問わず、同じ空間でプレゼンテーションや会話ができます。
あらかじめ用意されたテンプレートから選び、ルームを立てて(URLを発行して)利用します。
気に入ったものがない場合は「Spoke」と呼ばれるwebエディターで独自のワールドを作成できます。

mozillahubs
Mozilla Hubs公式サイトより
Otherside

Yuga LabsとAnimoca Brandsが主導するメタバースプロジェクト。BAYC、MAYCなどのApe系に加え、Meebits、CryptoPunks、CoolCats、World of Womenなどを3Dゲームキャラクターとしてメタバース内で利用することができます。

また、メタバース内の土地「Otherdeed」をNFTとして販売しており、2022年4月リリースと同時に完売。売上は410億円を超えています。

some·place:サムプレイス

スマホからメタバースのスペースに入ってNFTを楽しめるモバイルメタバース。自分のコレクションは、ARのコンポーネントを使って自分の部屋に飾ることも可能。

Second Life:セカンドライフ

アメリカのLinden Labが運営する仮想空間サービス。2003年のサービス開始後、最盛期2007年の110万人をピークにユーザー数を減らしていました。日本でも大手企業や大学などが参入していた時期もあったものの、快適な動作を可能とするPCスペックは当時高くついたことから、一般への普及には至りませんでした。

2020年に入ってからアクティブユーザー数が90万人に達し、モバイルアプリの2023年中リリースが発表されるなど、20年越しでようやく時代が追い付いてきたようです。

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この記事を書いた人

東京都在住、会社員、NFTウォッチャー・コレクター

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