ChatGPT、話題騒然ですねー。
まだ触ったことがないあなたへ。乗り遅れないように始めてみましょう!
とっても簡単なので、新しいものが苦手な人もご安心ください。
そもそもChatGPTってなに?
そもそもChatGTPってなんですか?
GTPじゃなくてGPTです!簡単に説明しますね。
まずChatは、文字通りチャットできるということです。
つぎのGPTは、Generative Pre-trained Transformer の頭文字ですが……
Generativeは、文章を生成する、ということ。
Pre-trainedは、事前学習済みの、ということ。
Transformerは、自然言語処理向けの深層学習モデルの名称ですが、
ちょっと難しいですね、人間の言葉を扱えるAIの種類と思って差し支えないでしょう。
ざっくりまとめると…… チャットできる文章生成AI、というくらいの意味をもつ固有名詞です。
固有名詞といいましたが、ChatGPT とは、
アメリカ、サンフランシスコを拠点とするAI研究開発企業 OpenAI 社の提供するサービスの名称です。
ChatGPTで何ができるの?
チャットできるAIならSiriとか、アレクサとか、今までにもいろいろあったけど、ChatGPTは何がそんなに凄いの?
説明するのはなかなか難しいので、ChatGPTとの会話の例を見てみましょう。
スゴ!
まずははじめてみよう!
案ずるより産むが易し、です。
誰でも無料で使い始めることができるので、まずは使ってみましょう!
次の手順で簡単に始められます。
はじめに 以下のリンクから OpenAIのサイトに行きます。
Introducing ChatGPT (openai.com)
トップページ右上の「Sign up」をクリック。
開いた画面でメールアドレスを入力し、「Continue」をクリック。
8文字以上のパスワードを設定して、「Continue」をクリック。
登録したアドレスにメールが届くので、「Verify email address」をクリック。
開いた画面で名前、電話番号を登録すると、その番号にショートメールが届きます。6桁の認証コードが記載されているので、そちらを入力して完了です。
これでChatGPTが使えるようになりました。
でも、ちょっとだけ待ってください!
気を付けよう
アカウント登録できたので、さっそく色々聞いてみたい所ですが、
その前に使う上での注意点をご説明します!
個人情報や機密情報は入力しない
ユーザーが入力した情報は、OpenAIで学習データとして使われる場合があります。
例えば、ChatGPTへの質問で礼儀正しく自己紹介してしまうと、自分の名前が学習されてしまい、誰かほかの人の質問に対して、自分の名前が回答されてしまうことも無いとはいいきれないです……
なので、「ネットで公開しても大丈夫だよ」という情報だけ入力するようにしてください。
あるいは、以下の設定をすることで
学習データとして使われることがなくなり、より安心です。
チャット画面左下に表示されている自分のアカウント(メールアドレス)の右、
「…」をクリック。
開いたメニュー上の「Settings」をクリック。
開いたポップアップウィンドウで、「Data controls」をクリック、
続いて「Chat History & Training」をオフにして、
ポップアップウィンドウを閉じれば設定完了です。
最新の情報は知らない
記事執筆時点では、ChatGPTはおもに2021年9月までのインターネット上の情報で学習しているため、
それ以降の出来事についてはほとんど知りません。
最新情報や、例えば今年ヒットした映画を聞いても答えてくれません。
しばしば間違うことも
ChatGPTはどんな質問に対しても、知っているかのような回答をしますが、
内容が間違っていることも、たまに、いや結構あります。
間違いを指摘すると素直に認めますが……
例えば、こんな感じです。
質問している側が間違いに気づけばいいですが、
気付けずに損害を出したとしても自己責任です。
※OpenAIアカウント登録の際に、その旨注意事項として記載されています。
ChatGPTは、文章の次に続く言葉の候補のうち、一番可能性が高いものを出力しているだけなので、
その内容を理解している訳ではないのです。
なので、本人(?)は悪気がなくとも、もっともらしいウソをついてしまう結果となります。
※この現象をハルシネーション(幻覚)といいます。
時に誤りもあるという事を理解して、うまく使いこなすことがポイントになります。
この後は、ChatGPTの上手な使い方のコツを解説していきます。
使い方のコツ
ChatGPTを上手く使いこなすためには、質問の仕方がカギとなります。
※この質問のコツ=テクニックをプロンプトエンジニアリングと言ったりします。
具体的な指示を出す
まずは、おおざっぱに質問してみます。
悪くはないけど、範囲が広いのでちょっとぼんやりしてますね……
次に、具体的に質問してみます。
ターゲットや収益化の方法など、具体的で事業を検討できそうですね!
回答例(フォーマット)を添える
まずは、一言で聞いてみます。
で?
って言いたくなってしまいます。
次に、回答例を添えて質問してみます。
う~ん、まだ結論がわかりづらいですね。
もう一工夫して質問してみましょう。
オススメを一つに絞り込んでくれました!
5段階と言っただけなのに、5つ★で回答してくれてます。とても分かり易いですね!
段階的に聞く
例として、数学の文章問題を解いてもらいます。
まずは小手調べ、小学校の算数の問題から。
問題はこちらのサイトからピックアップさせて頂きました。
小学生は算数の文章題が苦手かも?こうやって教えるのがポイント! (jyuku-online.com)
正解ですね!
続いて高校入試問題です。
問題はこちらのサイトからピックアップさせて頂きました。
高校入試の数学でよく出る文章問題と文章問題を解くコツ:「3つの連続する整数~」など – 学びサジェスト (gakusyu.live)
残念ながら、最初の式が間違っているようです。
では、段階を踏んで考えてもらいましょう。
正解ですね!最初の式が正しくなりました。
間違うこともありますが、文章問題を論理的に解けるのには驚きですね!!
まとめ
ChatGPTは、日常生活のアドバイス、数学の文章問題や詩の創作のお手伝い、新規事業のアイデア出しなど、活用の幅がとても広く、応用次第で可能性がまだまだ広がりそうです。
ただし、回答には間違いもあるので鵜吞みにせず、人が責任を持って色々な作業の応援として、上手に使っていくのがポイントです。
使い方はとても簡単なので、ぜひトライしてみてください!
おまけ
ChatGPTにアスキーアートを描いてもらいましたw
いや……
これ、どこかで見たことが……
???
うん、もう大丈夫です。
ええ……
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