【OpenSea】NFTアートの売れ筋は?【2023年最新】

OpenSeaでNFTアートを買いたい、売りたい、どちらにしても、どんな作品を選べばいいのか、作ればいいのか悩みますよね。

Openseaではどんな作品が売れてるんだろう?

自分で出品してみたいけど、作品数が多すぎて売れる気がしないよ…

Cavi

初心者でもこの記事を読めば、Openseaでの売れ筋や売れている作品の戦略がわかって、買うときも売るときも迷うことがなくなりますよ!

実際にOpenseaで今売れている作品、取引数の多い作品を見ていくことで、どんなカテゴリで、どんな形式のものが、いくらぐらいで売れやすいのかがわかります。

何を売り買いする場合も、まずは市場調査、競合調査から行うのがマーケティングの基本です!

目次

OpenSeaにはどんな作品が出品されているのか?

OpenSeaのトップページを下の方までスクロールしていくとカテゴリが表示されます。

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OpenSeaのカテゴリは次の9つにわかれています。※複数のカテゴリに属する作品も多々あります。

Art

イラストのなかでもアート寄りの作品のカテゴリです。

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Collectibles

同コレクション内に多数のシリーズ作品があり、コレクション性のあるものです。数千~1万点を超える作品数のものはジェネラティブNFTです。(ジェネラティブについては後ほど説明します)

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Domain Names

ENS(イーサリアムネームサービス)名など、英数字の羅列であるウォレットアドレスに、人が覚えやすい名称を付与したものです。

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Music

音楽作品、音声ファイルなど。

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Photography

そのものズバリ写真作品です。

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Sports

スポーツ関連のトレーディングカード、ゲームアイテム、イラストなど。

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Trading Cards

これもそのまま、トレーディングカードです。

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Utility

各種会員権、ツール・サービスのアクセス権、ゲームアイテムなど。

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Virtual Worlds

Decntraland、The Sandboxなど各種メタバースの土地、アイテムなどが出品されています。

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OpenSeaではどんな作品が売れているのか?

では実際にどんな作品が売れているのか、ランキングを見ていきましょう。OpenSeaのランキングには次の2つがあります。

Trending

過去24hの「取引数」のランキングです。

この記事執筆時点(2022年12月)では以下の通り。

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Top

過去24hの「取引高(価格)」のランキングです。(集計期間は1h、6h、7d、30d、allに切り替えられます)

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期間をall(全期間)に切り替えてみると、Top3は、CryptoPunks、BAYC、MAYCと超有名どころでした。(2022年12月時点)

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売れ筋は?

ランキングを見てもわかる通り、正方形でかつキャラクターの顔を中心としたイラストが売れ筋です。

これらのイラスト形式はPFP(Profile Pictures)と呼ばれていて、NFTをSNSのプロフィール画像(アイコン)に設定することが流行しているので売れているんです。全期間Top10のうち、実に7つがPFPとなっています。

そしていずれもCollectiblesカテゴリに属していて、数千点~1万点以上の作品数があります。
OpenSea以外のマーケットも含めた取引高の割合を見ても、以下の通りCollectiblesが大半です。

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Q3 2022 Volume of USD Traded nonfungible.comより

売れ筋の共通点は?

これらの売れ筋作品の共通点としては、単にCollectiblesでPFPという形式をとっているだけではなく、それぞれ固有の付加価値があるところです。

初期の超有名作品は別格として、最近のCollectiblesは、何らかのゲームやコミュニティの会員権と連動していたり、所有していることで新しいNFTを無料で貰えるもしくは優先的に購入できるといった、付加価値が与えられています。

価格帯と付加価値は?

最後に、2022年以降の売れ筋作品の価格帯と付加価値の例を見ていきましょう。海外では企業が取り組む大規模なプロジェクトも多いですが、国内ではインフルエンサーを中心としたコミュニティのプロジェクトが多いようです。

AZUKI

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発行元:Chiru Labs社(拠点:ロサンゼルス)
形式:PFP
点数:10,000点
発売日:2022年1月
付加価値:
 The GardenというNFT購入者限定のコミュニティにアクセスできる。(現在はDiscord上のみの活動)
 今後メタバース、NFTホルダー限定のエアドロップ、ファッションアイテムの販売などの計画あり。
発売までの流れ: 

11月16日:Azukiの情報が初解禁
Twitter開設。その後Discordもオープンされ、公式アカウント・チームメンバーも積極的に発信を行う。

12月17日:On1forceとのコラボレーション実施
On1force(2021年夏にリリースしたNFTプロジェクト)とのコラボレーションを実施。

12月後半〜1月:Discordの活性化
Azukiに貢献するとホワイトリストが付与される事もあり、ファンアートも多数投稿され、Discord内の活動が活発になってくる。

1月26日:120ETH=(約2,600万円)で2次流通が発生
レアリティが2番目に高いNFTを購入する為に結成された9人のメンバーによるRed Bean DAOが購入。これにより、さらに注目が集まることになります。

CNP

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発行元:Ninja DAO
点数:22,222点
当初販売価格:0.001ETH
発売日:2022年5月15日
CryptoNinjaのサブキャラクターが主役になったNFTコレクション。

Aopanda Party

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発行元:Ninja DAO
点数:10,000点
当初販売価格:0.001ETH
発売日:2022年10月30日
「あおぱんだ」はTikTokで活躍する日本発のパンダキャラクター。

共通点は?

売り切るための事前アナウンスを行い、最初は低価格で販売して短時間で売り切り、二次流通で利益を上げる という戦略が見て取れます。

販売当初に買う人は転売益を見込み、二次流通で買う人はコミュニティへの参加などの付加価値を見込むといった、異なる需要に応えていると考えられます。

まとめ

NFT作品を買う場合も売る場合も、販売益や転売益を上げるためには、売れ筋を理解することが必要です。

現在の売れ筋はCollectiblesのPFPで、保有することで何らかの付加価値が得られるものです。

ただし、今後もトレンドが変わっていくと思われるので、この記事を参考にご自身でもその時々の売れ筋を把握してから、NFT作品の売買をしてくださいね。

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この記事を書いた人

東京都在住、会社員、NFTウォッチャー・コレクター

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